【概 要】
加齢性黄斑変性は、文字通り加齢によって眼球の網膜の中心部である黄斑部に異常が起き、見ようとする中心部分が見えづらくなる病気です。加齢黄斑変性は、欧米では成人の失明原因の上位を占める病気で、日本でも年々増える傾向にあります。
網膜はカメラのフィルムに相当し、外からの光が瞳(瞳孔)、レンズ(水晶体)や目の中央部(硝子体)を通り、網膜に当たり光を感じます。網膜で光が電気信号に変換され脳に伝えられ「見える」のです。その網膜の中心にあるのが「黄斑部」です。「加齢黄斑変性」はこの黄斑部に異常が起きる病気で、年齢とともに物が歪んで見え、最後には失明の可能性がある恐ろしい目の病気です。
しかし、決してあきらめないでください。早期発見と適切なケアで、症状の進行を抑えることができるのです。さらに、私たちの体に本来備わっている“自然治癒力”を高めることもできます。自然治癒力を高めれば目の健康を取り戻し、守っていくことができます。
本書は、目の健康を守るための食事や生活習慣の工夫など、実践的な情報を掲載した実用書です。加齢黄斑変性の検査方法や最新の治療法はもちろん、ご自身でできる、簡単で効果的なセルフケア方法を分かりやすく紹介いたします。
薬学博士 鈴木郁功 監修
メディカルライター 夏田樹 著