[概 要]
不安は誰でも経験する自然な感情です。しかし、はっきりした理由がないのに不安になったり、または理由があったとしてもその度合いがあまりにも強い場合は「病的な不安」といえます。このような不安が、様々な身体症状を伴って現れる状態が「不安神経症」です。
発症の契機は、ストレスや悩みなどの精神的原因のみならず、風邪やケガなどの身体的悪条件がきっかけとなるケースもあります。その症状は慢性的な不安、緊張、イライラ、集中困難などの精神症状から、首・肩のコリ、震え、頻尿、下痢などの身体症状まで多岐に及びます。
本書では、不安神経症について詳しく解説し、専門家による症状の改善や予防のためのアドバイスを紹介しています。さらに、症状の改善に成功した方々の喜びの声を収録しています。
農学博士 茅原紘 監修
メディカルライター 作地岩男 著