【概 要】
肉体の衰えによって生じ、日々の生活に支障をきたすものとして「痛み」があります。中でも、治らない痛みとして知られている「脊柱管狭窄症」のつらい症状。最初のうちは足腰の軽度な痛みやしびれですが、重症化すると足腰に力が入らなくなる、排尿や排便が困難になってしまうような神経症状まで出現します。さらに長時間の歩行も無理になってきて、歩いては休み歩いては休みを繰り返し、やがて歩くことそのものが困難になってしまいます。
身も心もむしばむ長引く痛み。しかし、それを単に歳のせいと片づけてはいけません。自分自身で「脊柱管狭窄症」を理解し、その改善に取り組み、休まず長く歩けるようになるために・・・。本書では、「脊柱管狭窄症」との向き合い方を取り上げました。本書で紹介する方法を実践し、脊柱管狭窄症の改善に光明を見出した方々の体験談も紹介しています。
痛みが長引くからといって、あきらめないでください。そういう願いを込めて出版されたのが本書なのです。
内科医 前島和博 監修
メディカルライター 武田より子 著