【概 要】
近年、中高年の方に増加し懸念されている腰痛が「腰部脊柱管狭窄症」です。2016年現在の医療機関で治療されている患者は約350万人、未治療を含めると580万人を超えると推定されています。脊柱管狭窄症で問題なのは、間欠は行(休み休みでないと歩けない症状)・排尿障害・排便障害といった生活に支障をきたす深刻な症状に悩まされる方がいて、高齢になるほどその割合も増えていくことです。脊柱管狭窄症の治療は、先ず痛みやしびれを和らげる保存療法が行なわれますが、3〜6か月の治療期間で改善しない場合、手術が検討されます。手術は痛みや間欠は行に有効とされていますが、大きな不安やリスクが伴います。
それでは、脊柱管狭窄症のつらい症状から解放されるためには、どのようにしたらよいか?健康状態に不安を抱える高齢者が、体に無理なく摂取でき、体質改善を図りながら症状の改善を期待できる天然成分の効用を分かりやすく紹介していくのが本書のテーマです。また、それらの天然の成分を用いることで「脊柱管狭窄症」が改善し、明るい日々を取り戻した方々の声も収録しています。
薬学博士 鈴木郁功 監修
メディカルライター 東堂俊之 著